クレジットカードがあれば現金を調達できる便利なサービスであるクレジットカード現金化。
そんなクレジットカード現金化ができる業者には、店舗型、無店舗型のものがあります。
そのためどちらを利用しようかと迷ってしまう人もいます。
そこで今回は、店舗型と無店舗型のクレジットカード現金化業者について解説していきます。
店舗型と無店舗型のクレジットカード現金化業者には違いがある?
クレジットカード現金化と聞くとネット上の業者をイメージするという人も多いのではないでしょうか。
実はこのネット上の業者は、店舗を設けていない無店舗型と言われるタイプの現金化業者です。
店舗がないためパソコン、スマホから手続きをすることになります。
それに対して店舗型の現金化業者は駅前などに実店舗を設けており、そこにクレジットカードを持って、足を運ぶことで現金化をすることができます。
実はこの2つ、ただ店舗があるかどうかだけではなく、それ以外にもさまざまなメリット・デメリットがあり、また現金化をする際の方法などにも違いがあります。
そのためそれぞれの特徴を把握した上で店舗型と無店舗型のどちらで現金化をするのかを決める必要があります。
店舗型と無店舗型でのクレジットカード現金化にはこんな違いが!
多くの人が現金化業者と聞いてイメージするであろう無店舗型の現金化業者は、その名の通り店舗を設けておらず、ネット上でサービスを展開しています。
指定されたネットショップで現金化に使いたいクレジットカードで商品を購入し、キャッシュバックを受け取ったり商品を買い取ってもらうことで現金化をすることができます。
買取で現金化をしてもらう場合は購入した商品を業者に郵送しなければいけない場合と、購入後直接業者に送ってもらう場合の2通りがあります。
一方、店舗型の現金化では街中にある店舗に足を運び、そこで商品を購入して現金化を行います。
多くの業者では購入した商品をその場で買い取ってもらう買取型で現金化をしています。
また業者によっては他店舗で商品を購入し、それを店舗型の業者に持ち込んで現金化をしてもらう方式の場合もあります。
店舗型の現金化業者で現金化をする4つのメリット
店舗型の現金化業者で現金化をすると次のようなメリットがあります。
スタッフの説明を聞きながら現金化ができる
店舗型の現金化業者ではスタッフと直接やりとりをしながら現金化をしてもらうことができます。
そのためスタッフから直接現金化についての説明を受けたり、不安な点をすぐに質問することができます。
問い合わせは無店舗型の業者でもできますが、リアルタイムで質問などができるのは店舗型の大きなメリットだと言えます。
現金化をするのが初めてで、不安という人やスタッフの顔を見ながら説明を受けたいという人には特に利用しやすいでしょう。
ネットが使えない人でも現金化ができる
現金化業者といえばネット上で手続きを行うというイメージがある人もいるでしょうが、自宅にネット環境が整っていなくて利用できないという人や、ネット関係が苦手なので不安という人もいることでしょう。
店舗型の現金化業者の場合は店舗でスタッフが手続きをしてくれるので、ネット環境は一切必要ないため、そのような人でも安心して現金化をすることができます。
身分証とクレジットカードがあれば現金化ができるので、ネットが使えない人には店舗型の現金化業者がおすすめです。
手続きが目の前で行われるので詐欺の心配がない
無店舗型の現金化業者を利用する場合、商品の査定をはじめとした手続きは自分の見えない場所で行われます。
また現金の受け渡しも振込で行われるため、その場ですぐに受け取れるわけではありません。
そのため中には不当な査定が行われているのではないか、本当に振り込んでもらえるのか、が不安という人もいます。
店舗型の現金化業者ではスタッフが目の前で査定して、現金もその場で手渡しで受け取れます。
そのため詐欺の被害に遭う心配がありません。
現金は手渡しで受け取れるので口座が使えない人でも大丈夫
現金化をお考えの人の中には、闇金の被害に遭って口座が凍結されている、口座にはお金を振り込んでほしくないという人もいることでしょう。
ですが無店舗型の現金化業者の場合は振込でなければ現金を受け取れません。
それに対して店舗型の現金化業者の場合は、基本的にその場で直接現金を渡してもらえます。
そのため何らかの理由で口座が使えないという人や、口座に振り込まれると困るという人でも気軽に現金化をすることが可能です。
店舗型の現金化業者を利用する5つのデメリット
店舗型の現金化業者での現金化にはさまざまなメリットがありますが、その一方で次のようなデメリットもあります。
換金率が低くなる傾向がある
実は店舗型の現金化業者と無店舗型の現金化業者を比較すると、無店舗型の方が換金率が高くなる傾向があります。
これは店舗型の現金化業者では店舗を運営するために人件費やテナント料、固定資産税などの費用が掛かるためです。
そのためそれらの出費がある分、換金率が低くなってしまうのです。
店舗型の現金化業者では換金率は70%程度になってしまうことが多いので、少しでも良い条件で現金化をしたい人には大きなデメリットになるでしょう。
店舗まで行く必要がある
店舗型の現金化業者は店舗で現金化の手続きを行わなければいけません。
そのため絶対に店舗に行く必要があります。
店舗型の業者の多くは駅前などのアクセスの良い立地にありますが、最近では店舗数が少ないため、近くに店舗がない可能性も十分にあります。
また営業時間もそれほど長いわけではありません。
その結果、遠くにある店舗に行かなければならず交通費がかかってしまったり、店舗の営業時間内に店に行くことができず利用できないということも起こりえます。
現金化の手続きに時間がかかる
クレジットカードを現金化する時には、少しでも早く現金を受け取りたいという人も多いです。
ですが店舗型の現金化業者の場合は、まず店舗に行くのに時間がかかります。
また店舗に行った後も買取方式で現金化が行われることが多いため、まずクレジットカードで商品を購入し、続いてその商品の買取手続きを進めなければいけません。
結果、現金化をするのにそれなりに時間がかかってしまいます。
業者によっては半日や1日かかる場合もあるため、急いでいる人にはあまり向いていないでしょう。
カードが使えなくなるリスクが高い
クレジットカードの現金化はカード会社の利用規約で禁止されている行為であり、カード会社に現金化がばれてしまうとカードが使えなくなる可能性があります。
実は店舗型の現金化業者で現金化をすると、このカードの利用停止のリスクが高いと言われています。
これは店舗型の現金化業者では買取方式で現金化を行っているためです。
買取方式では換金性の高い商品を購入しなければいけませんが、換金性の高い商品は現金化に使われやすいためカード会社も厳重に監視しています。
そのため店舗型の現金化業者で現金化をすると、カード会社に現金化を疑われる可能性が高くなるのです。
特にカードの信用状況が悪い人や頻繁に現金化をしている人は危険なので注意が必要です。
中には質の悪い店舗型の業者も
店舗型の現金化業者はスタッフが直接対応してくれるので利用しているという人もいます。
ですが、一部の店舗型の現金化業者の中には利用者に嫌な思いをさせるような悪質な業者も存在しています。
そのため店舗型の現金化業者を利用したがために、不快な思いをすることになるかもしれません。
老舗と言われるような店舗型の業者では非常に丁寧に対応してくれますが、悪質業者の場合は適当な対応を受けたり、まともな説明をしてもらえない、強引に手続きを進められるといった被害も報告されています。
無店舗型の現金化業者で現金化をする5つのメリット
無店舗型の現金化業者で現金化をすると、次のようなメリットがあります。
すべての手続きを自宅で完結できる
無店舗型の現金化業者では、スマホやパソコンから手続きをすることができます。
そのためわざわざ店舗に足を運ぶ必要がなく、自宅からすべての手続きを完了させることが可能です。
またスマホなどを利用すれば自宅に限らず外出先などでも現金化をすることができます。
現金化をするためにわざわざ外出したくない、急に現金が必要になったので、その場ですぐに手続きをしたいという人にも利用しやすいことは大きなメリットだと言えるでしょう。
24時間365日いつでも好きな時に手続きができる
店舗型の現金化業者の場合、営業時間が決められており、その時間内に店舗に行けなければ現金化をしてもらえません。
それに対して無店舗型の現金化業者の場合は24時間365日いつでも申し込みをすることができます。
多くの業者では申し込みのみ24時間対応で手続きは営業時間内にしか進めてもらえませんが、事前に申し込みをしておけば翌日の朝一で現金化をしてもらうことも可能です。
また定休日を設けていない業者も多いため、土日祝日でも気軽に現金化ができることも多いです。
店舗型に比べて換金率が高い
先ほども少し紹介したように、店舗型の現金化業者と無店舗型の現金化業者を比較すると、店舗の費用や人件費がかからない分、無店舗型の業者の方が換金率が高くなります。
振込手数料などがかかるケースもありますが、それでも無店舗型の現金化業者の方が換金率が高くなることが多いです。
せっかく現金化をするのですから、少しでも高い換金率で現金化をしたいと思うのは自然なことです。
そんな人も無店舗型の業者で現金化をすれば、その思いを叶えることができるのです。
カードの利用停止のリスクが低い
最初にも紹介したように、無店舗型の現金化業者ではキャッシュバック方式で現金化を行うことが多いです。
このキャッシュバック方式での現金化では価値の低い商品を購入し、その特典としてキャッシュバックを受け取るという仕組みになっています。
カード会社は換金性の高い商品の購入は厳重に監視していますが、キャッシュバック方式のように換金性の低い商品の購入は特に監視していません。
そのためキャッシュバック方式の無店舗型の現金化業者を利用すれば、カード会社に目をつけられるリスクが低くなっており、カードの利用停止の可能性も低くなるのです。
1時間程度で入金が可能
無店舗型の現金化業者では商品の購入が確認でき次第すぐに指定した口座に現金を振り込んでもらえます。
そのため業者によっても差はありますが、最短5分~10分程度で振り込んでもらえることも少なくありません。
実際には毎回最短時間で振り込んでもらえるわけではなく、初回利用時は本人確認があるため時間がかかる傾向がありますが、それでも1時間程度で振り込んでもらえることが多いです。
振込先の銀行によっては24時間365日いつでも即日振込ができるため、少しでも早く現金を受け取りたい人にも利用しやすいでしょう。
無店舗型の現金化業者で現金化をする4つのデメリット
無店舗型の現金化業者での現金化にはさまざまなメリットがあるのですが、実は次のようなデメリットもあります。
業者の見極めが難しい
無店舗型の現金化業者を選ぶ時には、公式サイトや口コミなどの情報を見て、自分で信用できる業者かを見極めなければいけません。
ですが現金化業者の中には、公式サイトをしっかりと作っておきながら実は悪質業者ということも少なくありません。
そのため自分では安全な業者だと判断したけれども、実は悪質業者だということも起こりえます。
悪質な信用できない業者を利用してしまうと、公式サイトとは全く違う条件で現金化をされてしまったり、個人情報を悪用されたりする恐れがあるため注意が必要です。
買取型の現金化業者では時間や手間がかかる
無店舗型の現金化業者ではキャッシュバック方式で現金化をしていることが多いです。
ですがすべての業者がキャッシュバック方式というわけではなく、一部の業者では買取方式を採用しています。
無店舗型の買取方式の現金化業者で現金化をする場合、購入した商品を自分で受け取り、それを業者に郵送しなければいけないケースも多いです。
この場合、商品が業者に届き次第現金が振り込まれるため現金を受け取るまでに数日かかってしまい、荷物を送るなどの手間もかかってしまいます。
商品が自宅に届く場合があり家族バレのリスクも
無店舗型の現金化業者で現金化をする場合、自宅に商品が送られてくることがあります。
そのため商品を見られて家族に現金化がばれてしまう可能性があります。
キャッシュバック方式の業者では電子商品を購入する場合と実体のある商品を購入する場合があります。
後者の場合は購入した商品が自宅に郵送されるため、必ず受け取らなければいけません。
また買取方式の業者でも一度自分で賞品を受け取らなければいけないケースもあります。
家族にバレずに現金化をしたいという人からすると大きなデメリットとなってしまうでしょう。
ATMで現金を引き出す必要がある
無店舗型の現金化業者ではネットを通して手続きが行われるため、現金の受け渡しは口座振込で行われます。
そのため現金化をしたお金を受け取るためにはATMに行って現金を引き出す必要があります。
近くにATMがないという人はATMがある場所まで行く必要がありますし、銀行の場合はATMの営業時間が限られていることもあり、深夜などには現金を引き出せないこともあります。
また現金化の手続きは完了しても、銀行の営業時間外で振込が反映されず、受け取りが翌日以降になってしまうこともあるので注意してください。
クレジットカード現金化の店舗型のまとめ
今回紹介してきたようにクレジットカード現金化業者には店舗型と無店舗型があり、それぞれメリットやデメリットが異なります。
そのためどちらが優れているというわけではなく、その人が何を求めているのかによってどちらを利用すべきかは異なります。
自分に合った方法で現金化をするようにしましょう。