Amazonギフト券は業者に依頼して現金化できますが、中には詐欺業者も存在しています。
騙されると損をしてしまうので、悪徳業者は利用しないことが第一ですよね。
ここでは、詐欺業者の手口と対策、詐欺業者の特徴などを紹介していきます。
騙されないようにするために、頭に入れておきましょう。
[st-card id=19525 readmore=”on”]
詐欺業者あるある!Amazonギフト券現金化のよくある手口と騙されないコツ
当たり前のように買取率を下げる
利用前に買取率を聞く利用者がほとんどですが、詐欺業者は事前に説明していた買取率を当たり前のように下げてきます。
もともとそれが狙いで高い換金率をアピールしており、苦情を言っても「説明した」、「事前に伝えていた」など言い、相手にはしてくれません。
まるで利用者がクレーマーかのような対応をしてきます。
既にギフト券番号を伝えているためキャンセルもできず、業者に言われるがままの安い買取率で売ることになってしまいます。
対策
Amazonギフト券には相場があります。
相場よりかなり高い買取率の場合は詐欺の可能性が考えられるため利用するのはおすすめしません。
まずは相場を調べて、必要以上に買取率の高さをアピールしていないか確認しておきましょう。
また、買取率を変更する業者は、最初からそのつもりで行動しています。
口頭で説明したと言い張るケースが多いので、メールやLINEなど目に見える証拠を残しておくようにしましょう。
「振込金額は〇円」とハッキリ送ってもらうと詐欺に遭いにくいです。
よく分からない費用を引かれる
「買取率90%」とHPに掲載してあったとしても、90%の金額が振り込まれるわけではありません。
買取率はそのままであっても、悪徳業者は手数料や諸経費などを説明なく請求してきます。
買取率は90%、しかし手数料が10%、諸経費が20%かかり、最終的には60%になることも。
まともな業者であれば事前に説明がありますが、悪徳業者は説明なく、よく分からない手数料を引いて利益を増やそうとしてきます。
その他にも広告費、税金など、意味の分からない項目を並べて差し引きしてくることもあります。
対策
詐欺ではない業者でも手数料や諸経費がかかることがあります。
判別が難しいため、事前にしっかりと説明をしてもらうようにしましょう。
買取率だけではなく、他にかかる諸経費なども全て質問しておくと安心です。
「最終的にいくらになるのか」を聞き、メールなどに残しておくようにしておきましょう。
納得できないのであればとりあえずは申し込みを止め、その項目が正当なのかどうかネットで調べてから利用するようにしてください。
HPが突然消えてしまう
Amazonギフト券を使うにしても売却するにしても、ギフト券の番号が必要です。
詐欺業者の中には番号を聞き、そのまま音信不通になってしまうケースもあるので注意しておきましょう。
ギフト券の番号を伝えると連絡が取れなくなり、そのままHPも消えてしまいます。
連絡手段がなくなるので、こうなると利用者は泣き寝入りするしかありません。
振込に時間がかかるなど言って時間を作り、その間にHPごと消えて逃げてしまいます。
対策
HPを消して逃げる業者は、そういった行為の常習犯です。
「新しいHPを作っては削除」ということを繰り返しているため、HPはごくシンプルな作りになっていることが多いです。
会社概要や古物商許可の番号が記載されているかどうか、HPは手が込んでいるかどうかなどを確認しておきましょう。
また、HPを消して逃げる業者は、「振込までに時間かかかる」と言ってくるケースが多いです。
まともな業者であれば翌日には振込できますから、最低でも1週間かかるなど言われた場合は警戒しておくようにしましょう。
個人情報を悪用される
Amazonギフト券の買取をしてもらうには本人確認が必須です。
身分証を提示して、確認してもらう必要がありますが、悪徳業者は個人情報を悪用するので注意しましょう。
個人情報の売却をして稼ぐ、勝手に商品を送ってきてお金を振り込ませるなど、詐欺に使われてしまうケースが多いです。
他にもジャンクメールが増える、よく分からない電話がかかってくるなどの被害があります。
対策
個人情報を悪用されないように、まずは個人情報の扱いについて書かれているのかHPをよく確認しておくようにしましょう。
HPに住所や会社概要が書かれているか、記載されている住所が正しいかなどもチェック。
換金率や電話対応なども含めて、怪しい点がないかどうかチェックしてから利用するようにしましょう。
個人情報を抜き取るような業者かどうか自分で確認し、違和感があれば利用しない方が無難です。
最低でもここだけは確認!詐欺業者のよくある特徴
めちゃくちゃな利用規約が書かれている
利用規約は、内容が複雑で長文であることが多いため、利用する前に読まない人も多いです。
詐欺業者はそういった人の心理をついてくるため、書かれている利用規約の内容がめちゃくちゃであることが多くなっています。
例えば「事前説明なしで換金率を変更する」、「手数料の項目が説明なしで増える」、「どんな結果でも自己責任」など。
業者にとって有利な内容が書かれてい場合があるので、しっかり確認するようにしてください。
後で説明と違っても、「利用規約にそう書いてありますよね?」と言われてしまいます。
違和感があれば他社の利用規約も読み、正常な規約かどうか判断します。
比較しておかしいと感じたら利用しないようにしましょう。
買取率が相場よりもかなり高い
ギフト券を売却するのであれば、もちろん高ければ高い方が良いです。
しかし、常識的に考えて高すぎる買取率であれば、詐欺の可能性が高いので注意しましょう。
現金化をする人はお金に困っている人が多いため、買取率の高さで業者を選びがちです。
そういった人を騙すために、あえて高額な買取率を掲載しています。
業者も利益がないと運営していくことができません。
業者の取り分がわずか数%であれば、利益を上げるためにはかなりの数をさばく必要があります。
知名度が高ければ数をさばくこともできますが、知名度の低い業者では不可能に近いです。
高すぎる換金率はあくまで「客引きのための罠」だと理解しておきましょう。
詐欺業者はまともな業者には勝てませんから、ありもしない高い換金率をアピールして騙されやすい人からの申し込みを待っています。
HPがシンプルで雑
詐欺業者のHPは作りがシンプルで雑であることが多いです。
HPは自社で作ることもできますが、ほとんどの場合は業者に依頼して作成しています。
詐欺業者は余計なお金を出したがりませんし、何かやましいことあればHPを消して逃げてしまいます。
何度も作り直している場合も多いので、わざわざHPには力を入れないというのが定石。
HP作りに詳しくない人でも作れるようなシンプルなHPに仕上がっていることが多く、必要最低限のことしか書かれていません。
詐欺業者は口が達者であることも多いので、あえて情報を少なくして問い合わせをさせようとしているのも理由。
本来であれば、HPとは会社の顔なので、丁寧に分かりやすく書かれています。
他社と比べてシンプルすぎる、情報が少なすぎるなど、雑かどうか確認しましょう。
住所の記載が怪しい
詐欺業者は足をつけないために身元が分かるような情報は掲載しません。
住所を書かないという悪徳業者もいますが、バレない範囲で架空の住所を書いていることもあるので注意しましょう。
現金化を初めてする人は少なからず警戒している人が多いです。
騙されない為に「会社概要がしっかり書いてあるかどうか」を確認することも多いですが、それは業者側から見ても想定内。
架空の住所を記載することもあれば、レンタルオフィスの住所を記載することもあるので確認しておきましょう。
書かれている住所を地図で調べ、実際にあるかどうか調べます。
実際にあったとしてもそれだけで安心してはいけません。
レンタルオフィスなどの可能性を確認しておきましょう。
泣き寝入りしない!詐欺被害に遭わないためのコツ
しっかり説明を受けておく
被害に遭わないために、利用前にしっかり説明を受けておくようにしましょう。
騙されてしまう人は警戒心が少ないので、気になることは全て質問しておきましょう。
買取率、振込金額、振込日時、手数料など、利用前にしっかりと聞いておいて下さい。
申し込みはWEBからでもできるので、まずはメールでやり取りして証拠を残すようにしましょう。
WEBのみだと聞きたいことが全て聞けないこともあるので、電話で直接話すのもおすすめです。
メール、電話で伝えてくる換金率が違うこともあるので、しっかりメモして確認しましょう。
全て引いた振込金額がいくらになるのかを聞き、メールでも電話でも確認しておくようにして下さい。
疑問があれば利用後でも問い合わせる
事前に振込額を聞いていても、後でよく分からない手数料などが引かれていることもあります。
買取率を高くして、手数料で差し引きするというのはよくある手口なので、泣き寝入りしないようにしましょう。
「連絡するのが面倒だしまあいいか」という人もいますが、よく分からない費用が引かれているなら連絡しておきましょう。
詐欺業者ではなくても、何かのミスで必要のない手数料が引かれていることもあります。
詐欺業者でなければしっかりした説明がありますし、誤って差し引いた手数料を戻してもらえる場合もあります。
適当なことを言って逃げたり、ガチャ切りしたりするような業者は二度と利用しないようにしましょう。
違和感があれば利用しない
HPに書かれている内容、電話対応、換金率についてなど、少しでも納得できないことがあれば利用しないようにしましょう。
初めて利用する場合は、何が当たり前なのか分かりにくいですが、違和感があれば他社と比較したりネットで調べたりすることもできます。
違和感があるまま申し込みをすると後悔することが多いので、しっかり納得してから利用するようにしてください。
Amazonギフト券の買取は、ギフト券番号を伝えるとキャンセルすることができません。
しかし、逆を言うと、番号を伝えなければキャンセルすることができます。
本当に利用するかどうか、よく考えてから番号を伝えるようにしましょう。
まとめ:知識があれば詐欺業者には騙されない
警戒心が少ない人、よく分からないまま利用する人は詐欺に遭いやすいです。
騙されると後悔することになりますし、損をしたり個人情報が流れたりと、悪いことばかりです。
詐欺業者の特徴をしっかりおさえておき、違和感があれば踏み留まるようにしてください。