一人で暮らしている人の中には「なかなか貯金ができなくて、ほとんどない」というような人がいます。
そういった人は、なぜお金を貯められないのでしょうか?
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貯金が必要と思っていない
一人暮らしをしていると、「自分が生きていく分さえあればいいかな」と思って、あまり貯金を重要視していない考えを持っている人がいます。
「お金はせいぜい自分だけの分があればよく、その他の人のために自分が稼いだ分を使う分は考えなくてもいいし、その日その日でなんとか暮らせれば充分」
と考えているため、貯金をほとんど必要としていないと感じているのです。
家計管理ができない
一人暮らしは色々と面倒なことややらなくてはならないことが、どうしても多くなり、家計の管理が後回しになりやすい遠い部分があります。
そういった生活していることによって、家計の管理がおろそかになってしまい、結果的に貯金を作れないような生活をしてしまっていることに。
特に、散財して計画性がない、節約ができない人が陥りやすいところでもあります。
生活費にお金をかけすぎている
一人暮らしはどうしても生活習慣的に生活費にお金がかかるような行動をしています。
食事一つとっても外食が多く、自炊をほとんどしないことや、コンビニなどお金がかかりやすいところで物を買うなど。
ちょっとしたことでも出費が多くなっているところがあり、抑えるべきところでお金を抑えていないというような傾向が強いです。
生活ギリギリで貯金できない人が行うべき改善ポイント
お金を貯めるための理由探しと、数値目標
お金を貯めるための目標と数字というものを設定しておけば、とりあえずはモチベーションの維持には繋がってくれます。
何も考えていない時よりも、何か目に見える数字などがあったほうは人間は行動しやすく、何も考えずにやるよりも計画性も出てきます。
どうすれば貯められるのか、どうすれば目標まで行けるのかと合理的に判断しやすくなります。
家計の管理記録をする
家計の管理をすることも貯金を作るのには重要ですが、いちいち紙に書いていたりするのは面倒でしょう。
最近ではスマホを使ってお金の支出を管理するアプリもありますから、クレジットカードなどと連携することやレシートの画像を登録するによって、お金の動きを管理しやすくなっています。
便利なアイテムを使わない手はないですし、通勤中などにもできますので大変お勧めの管理方法です。
買い物・外食などお金がかかるのを減らす
不必要なものを購入せず、ちょっとずつお金がかからないようにしていくことで、多くの出費を抑えることが可能です。
単に外食を減らして自炊するだけでもかなり食費を抑えられますし、不必要なものを購入しないで、なるべく家にある物をしっかりと大事に使えば、いらないものも減っていき、支出が減ります。
その他にも無駄な外出も避けて、移動費などもどんどん減らしていけば、今よりもお金は貯まっていきます。
クレジットカードを極力使わない
クレジットカードについても、お金の動きが見えにくいことで、自分がいまどれだけ使っているのかを把握しにくいです。
お金の流れを把握しきれていないのであれば、いっそのことクレジットカードそのものを使わないようにすることも一つの考えです。
そうすることで、お金の動きがより分かりやすく、把握することも可能です。
クレジットカードを使わないとポイントなどたまらないところもありますが、余計な買い物をしてお金が貯まらないよりはいいでしょう。
また、ポイントをためるのなら各店舗などで出しているのポイントカードを上手に使ったほうがいいです。
貯金や投資を自動でできるしくみを使う
また、自分のお金を自動的に投資や貯金に回せる方法もいいでしょう。
自分が管理しているよりも、機械やシステムにやってもらい、自動積み立てをするような感じでお金をためるようにしましょう。
普段使っている口座とは別の口座に保管することで、余計な支出の原因から遠ざけられます。
また、安定的な収益を得られる投資に利用すれば、お金を貯めるだけではなく、より増やしていくことにも繋がってきます。
固定費削減や節約をする
固定費に関しても減らしていくことができるものです。
例えばスマホに関しても格安SIMを使えば付きの利用料金を減らすことができます。
また、電気料金に関しても会社を切り替えることによって、料金が安くなるようなこともあります。
このように一ヶ月でかかっている固定費を減らしていくことで、支出を抑えていくことが可能です。
後は、なるべく電気をこまめに切る、水を出しすぎないなどといった小さい無駄な部分をちょっとずつ節約していきましょう。
生活ギリギリで貯金できない人がお金を貯める方法
先取り貯金
先取り貯金とは、毎月の収入が入った段階で、一定額を先に貯蓄するだけという貯金方法のことです。
貯金できない人というのは、お金が入ってきたら、使う分はどんどん使って、余った分があれば貯蓄へ回そうと考えます。
先取り貯金は、決めた額を先に貯金に回し、残ったお金で生活するという考え方です。
そうすれば、貯金ができないということも減らせるはずです。
小銭貯金でコツコツ
小銭貯金とは、名前の通り、小銭のお金を毎日でも、数日おきにでもいいので少しずつ貯めていく貯金方法です。
ちょっとだけためていくという感じですので、日々の負担も全然ありませんし、ちょっとずつ貯まった感じを見ていくことでモチベーションも上がっていきます。
自動で積み立て貯金
毎月一定の間隔で決まった金額を積み立てて、お金を貯める方法を積立貯金といいます。
金融機関で設定することも可能なところもあり、毎月自動的に定期預金という形で入れていくことで、普段は使わないようにして、お金をちょっとずつためていくような感じでやっていきます。
勝手に、自動で引き落とされていくので、意識してお金を貯めることをしなくてもいいですし、ズボラな人でも使いやすい手段と言えるでしょう。
節約によって可能な貯金額はどれくらい
家賃の節約によって貯金できる金額
家賃については住んでいる所にもよりますが、今住んでいるところが高い場合ならもっと安いところに住めるような余地が出てきます。
また、賃貸に関しては時期によっても家賃相場が下がることもあり、そういった時期を狙って契約することで、値段をちょっと下げることも可能です。
そういった手段を用いて減らせる額については、住んでいたところにもよりますが、数千円から1,2万円程度は下げることも可能でしょう。
食費の節約によって貯金できる金額
食費に関しては、今まで外食が多い人であれば、かなり減らすことができるでしょう。
例えば外食が一回で1,000円程度使っていた人なら、自炊にすることでかなり抑えられます。
また、外食の頻度を今までよりも半分にするだけでもかなりの出費が抑えられます。
また、できるだけ安い食材を揃えることや、家庭菜園を活用すると、より安く抑えられます。
通信費の節約によって貯金できる金額
最近では格安SIMといった製品がありますが、従来のプランについて大手キャリアで値段が高いものを使っているような場合にはかなり減らすことができます。
プラン変更だけでもおおよそ月額で5000円程度減らすことも可能となっており、意外にも通信費というのは節約しやすいようになっているのです。
自分のプランを見直せば、もっと減らせる可能性が高いです。
生活ギリギリで貯金できない一人暮らしでも減らせる支出は多い
ここまで、生活ギリギリで貯金できない一人暮らしの人必見!生活きつい中でお金を貯める方法と節約のコツを紹介してきました。
色々な検討をしていくことで、一人暮らしでもお金を貯められれるような工夫はいくらもできます。
すこしでもお金をためて、将来のために安心できるような状態にしていきましょう。