お金がないけど子供が欲しい人必見!子育てでかかる大まかな費用とお金に対する考え方

お金がないけど子供が欲しい人必見!子育てでかかる大まかな費用とお金に対する考え方

自分たちが生きていくだけでもお金はかかるのに、子供がいるとなればさらに必要になってきます。

事実、現在の日本ではお金に余裕がないからという理由で子供を持たない、子供を持てない夫婦が多くなっているのです。

ここでは、お金がない夫婦と子供の関係について解説します。

この記事を読むことで、どうすればお金がなくても子育てをしていけるかなどが分かるでしょう。

妊娠中だけどお金がないという不安、ストレスを払拭するための考え方。必要な貯蓄額や生活費、収入源、節約術紹介

目次

子育てのお金がない時には何をすればいいか

親に援助してもらう

やはり真っ先に思い浮かぶのがお互いの両親に援助してもらうことではないでしょうか。

友人に借りるのも気が引けることが多いでしょうから、両親に事情を説明して助けてもらうのが賢明でしょう。

ただしその場合、両親を納得させられるきちんとした理由を整理しておかなければなりません。

普段から散財していることを両親が知っているようであれば、援助してもらえる可能性が低くなってしまうからです。

本業以外にも副業やアルバイトをしてみる

例えば夫の場合は本業を持っていることが多いでしょうが、それだけではなく空いている時間に副業やアルバイトをしてみるのも悪くはありません。

実際に本業が休みの日を活用して、副業で稼いでいる男性は多くいます。

妻も、短時間でも良いので、パートをしてみようと考える人も少なくなく、いわゆる二馬力で家庭を支えていくのが良いわけです。

また、最近では在宅ワークで稼げるものも増えていますから、粘り強く探してみることをおすすめします。

使わなくなった服やおもちゃなどフリマアプリで買取に出す

不用品を買い取ってもらうことでもお金を稼ぐことができます。

最近では、店舗にわざわざ持ち込む必要がなく、フリマアプリを使えば自宅でやり取りができて、発送も簡単です。

値段を自分の好きなように決められるなどのメリットがありますが、手続きから発送までを自分でやらなければならないという手間があることも覚えておきましょう。

教育ローン、カードローンを利用する

何もローンでお金を借りるのは恥ずかしいことではありません。

教育ローンやカードローンを利用している人はかなり多く、最後の手段と言うわけではないのです。

ローンを利用する際には返済計画をしっかり立てておくことが大切です。

子どもを大学まで行かせてあげるために何ができるか

子供が0歳から貯金をする

「貯金は子供がある程度成長してからでいい」という人もいるかもしれませんが、大学まで行かせてあげたいのであれば、それでは遅いです。

0歳から積立貯金などをしておくことで、かなり余裕を持って進学させてあげられるでしょう。

小さな金額からでいいので少しずつ貯金していくことが大切なのです。

保険と教育費の両面で貯蓄をしてみる

教育費だけを意識する人がいますが、それよりも教育費と保険の両建てでやった方が結果的には楽になります。

上手く貯蓄をしたもののある段階でお金が必要になって切り崩すことになったとしても、それをクリアしたら再び貯蓄に回せば問題ありません。

余裕があれば「投資」で将来に備えてみる

最近ではテレビでも取り上げられることが多くなった投資ですが、日本でも取り組むためのハードルは低くなってきています。

投資と聞くと、どうしても「損をしたらどうしよう」、「本当に儲かるのか?」などの疑問が浮かぶでしょうが、投資はよく言われるような「ギャンブル」とは全く違います。

例えば、株や投資信託など色々と勉強して、何が自分たちに合ったものなのかを決めるようにしましょう。

奨学金などの支援制度を利用してみる

高等教育の修学支援新制度にも注目

お金がなくても、子供を専門学校や大学に進学させたいという場合には、高等教育の修学支援新制度に注目してみるのもいいです。

これは進学を希望する人に対して、その家庭の所得に応じて授業料の減額や入学金の減額などをしてもらえる制度です。

返済の必要のない奨学金をもらえることもあるので積極的に活用したい制度の一つと言えます。

高等教育の修学支援新制度:文部科学省

私立高校授業料実質無償化もある

私立高校は都立などの公立に比べて授業料が高く、所得の低い世帯では簡単に進学できないという声も多くありました。

こういう場合に助かるのが授業料実質無償化です。

「実質」というのは授業料の一部あるいは全額を国が負担してくれるというもので、返済する必要はありません。

これによって本来進学が難しかった子供が気軽に私立高校に進学できるようになったのです。

私立高校授業料実質無償化:文部科学省

自治体や大学独自、民間団体の奨学金もおすすめ

上記のような支援だけでなく自治体やそれぞれの大学で行っているもの、さらには民間団体の奨学金も活用するべきでしょう。

調べてみないとそれぞれがどういう支援を行っているのか不明なことが多いでしょうから、まずは調べて興味を持つことが大切です。

問い合わせればしっかり解説してくれますので、まずは行動してみましょう。

国の教育ローンもある

奨学金と国の教育ローンの違いですが、前者は学生本人が借りるのに対して、後者は子供の親が借りることになります。

そのため、当然のことながら返済義務は親に生じるわけです。

審査があるため、場合によっては通らないこともあるでしょうが、もし借りることができれば、返済は原則として借り入れたその翌月から行うことになります。

教育一般貸付(国の教育ローン)|日本政策金融公庫

子どもを育てるのにどれくらいのお金がかかるのか

出産前後でかかる費用

子どもが産まれたことで舞い上がる気持ちはよく分かりますが、現実問題としてどれくらいのお金が必要かを考えておく必要があります。

出産前後では大体70万円から100万円前後で、基本的に検診や入院費用など病院に支払うものとなります。

この段階では夫婦が若い場合が多いため、両親に援助してもらうケースも少なくないと言われています。

幼稚園から高校までにかかる費用

幼稚園から高校までですが、これはどこの学校に通うかで大きな差があります。

仮に幼稚園から高校まで公立に通うのであれば約550万円程度であるのに対して、すべて私立に通うとなると1,800万円近くかかってしまうのです。

好きで私立に進学したのだろうという人もいるかもしれませんが、3倍以上もかかることを知っている人はあまり多くはありません。

大学に進学する場合の費用

大学進学も非常にお金がかかります。

公立大学であれば若干安い、…と言っても入学費用として80万円近くかかり、1年間在学すれば120万円近くかかります。

その一方で、私立大学になると入学費用が100万円程度で在学費用は190万円近くになります。

子どものために考えることが大切

このように子どもを持つということは非常に多くのお金がかかることになります。

自分たちのためにお金を使っていたのでは、大変な苦労をすることになるでしょう。

そのため、投資や貯蓄などをして子どもの将来に備えておくことが大切で今からでもできることは多くありますのですぐに行動してみましょう。

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