個人間融資は違法性や危険性があるのでやらない方がいい!その理由や対処法の紹介

個人間融資は違法性や危険性があるのでやらない方がいい!その理由や対処法の紹介

お金を作る手段というのは複数ありますが、最も古典的で、尚且つ、今でもあることといえば個人間でのお金の貸し借りです。

ネットが普及して、よりお金を借りやすくなったため、個人でお金の貸し借りをすることも増えてきました。

しかし、個人間融資はとても危険ということをご存じでしょうか?

今回は個人間融資について紹介していきますね。

目次

個人間融資とは

個人間融資とは、その名の通り、個人と個人でお金を貸し借りするというものであり、例えば友人同士でお金を貸すような行為と同じようなものです。

先ほども述べたとおり、ネット環境が充実した現代では個人間でも繋がりやすくなっていることから、お金についても個人で貸し借りするようなことができるようにもなっています。

金融業者などを介さず、お金を貸し借りできる手段の一つです。

個人間融資を依頼する人の理由

金融ブラックで融資してもらう場所がない

個人間融資を依頼する人は、信用スコアの問題や過去の債務不履行などの理由から、従来の金融機関からの融資が受けられない金融ブラックの人が多いです。

そのため、個人間融資を頼むことで、必要な資金を手に入れる道を見つけようとします。

友人、知人、親族にお金が困っていることをバレなくない

個人間融資を依頼する人は、お金に困っていることを友人、知人、親族に広く知られることなく解決したいと考える人もいます。

銀行や金融機関からの融資を受ける場合、個人の金銭的状況に関する情報が公になる可能性があります。

しかし、SNSなどで知り合った相手からの個人間融資であれば、金銭的な問題を知られることなく、必要な資金を借りることができます。

本当に急で、今すぐお金が必要

急な出費や予期せぬ事態により、個人間融資を依頼する人もいます。

銀行や金融機関の融資手続きには時間がかかる場合も多く、急いで資金を調達するためには個人間融資が有効な手段となります。

個人間融資は、手続きが簡素化されており、迅速に現金を受け取ることができる場合があります。

個人間でのやり取りなので返済条件や返済期間に融通が利く

銀行や金融機関と比べて、個人間融資では返済条件や返済期間において柔軟性があります。

貸し手と借り手が直接話し合いを行い、互いの合意に基づいて返済条件を設定することができます。

これにより、借り手の現在の状況や返済能力に応じて、返済計画を調整することが可能です。

また、銀行や金融機関に比べて金利が低く設定される場合もあります。

個人間融資はなぜ危険なのか?

そもそも違法性を帯びる危険性がある

個人でのお金の貸し借り自体は合法と言えば合法ですが、場合によっては違法性も出てきます。

貸金業法によってお金を貸すことを仕事とする場合には、貸金業者として登録しないといけないのですが、個人間でやっている人で、何人にも仕事として貸し借りしている場合には違法になるケースがあります。

業務として取引してはいけないのにもかかわらず、そういったことをしている人とかかわるか、もしくは自分がなってしまうという危険性があります。

違法金利の設定をしているケースも

また、個人間と称してはいますが、中には闇金融が関わっている場合もあり、違法な金利設定で取り立てをしてくるというようなこともあるでしょう。

個人間でこっそりと取引をすることで、闇金の匿名性と個人をコントロールするというメリットがあります。

個人間融資を行っている人には、他にも借金があって首が回らないというようなこともあるでしょう。

相手の弱みに付け込んで、個人間融資に介入してくるということもあります。

個人情報流出の恐れがある

個人間融資を行う際には、相手の情報を手に入れて一定の信頼性を確保してから取引を行うことがありますが、その際に出た個人情報が流出する危険性があります。

やり取りしている人は個人情報をしっかりと保護してくれるとは限らないですし、サイト自体も情報が漏れやすいケースもあります。

また、漏れた個人情報が闇金融などに流れることによって、さらなる二次被害の危険性も出てくるでしょう。

そうなるとかなり危険な状態です。

取り立てが横暴なケースもある

個人間取引での相手方はどんな人かわからないことが通常です。

また、個人間というのは、貸金業法のような規制で縛られている存在でもありません。

当然、中には危ない人間も潜んでいることが十分にあり得ますので、返済の際には取り立てをとても厳しくしてくる方もいます。

脅迫や個人の家に直接赴いて借金の取り立てに及んでくるといったように、ブラックな方法で取り立てをしてくることもあるので注意が必要となってきます。

犯罪・トラブルに利用されるケースも

闇金融や怪しい個人が絡んでいることが多いところですので、やり取りした情報を基に犯罪やトラブルに巻き込まれるケースもあります。

個人情報そのものを流用されたことで犯罪に利用されることもあれば、借金をしていることで脅迫されて無理やり犯罪に加担させられるようなことなど、悪い人物に利用されて、利用者自身がとんでもないことに巻き込まれるようなこともあります。

お金だけではなく、自分の人生がおかしくなってしまうかもしれない危険性もあります。

個人間融資以外で安全にお金を調達する方法

親族から借りる

個人間でお金を借りるというのであれば、やはり自分の親族からお金を借りるのが一番いいでしょう。

親族なら普通はおかしな取り立てをして来ないでしょうし、ある程度のお金までなら貸してくれるという信頼感があります。

金利もほぼないと考えられますし、返済期限も厳しくないでしょう。

ゆっくりでも良いので、着実にお金を返していければ何か文句を言われることも少ないと考えられます。

もちろん、約束事を守らないとなれば、親兄弟とも不信感を抱かれることにもなるでしょうが、個人でお金の貸し借りをするのであればお親族が一番信頼できる相手方です。

国から借りる

条件さえ満たせば、お金を国から借り入れすることも可能です。

国の支援制度として、公的融資制度が存在しており、緊急でお金が必要な時や家賃が支払できない時など、何らかの理由でお金に困っている個人のための融資手段を設けています。

条件や借り入れができるまでの期間にやや時間がかかりますが、金利も低くて返済しやすく、困ったときにはとても使いやすい制度になっています。

使わない物があるなら質屋を使うのもいい

何か換金性があるものを持っているのであれば、質屋を使ってお金を調達するという手段もあります。

物を売ってお金を手に入れるという手段もありますし、物を質屋に貸すという形で一時的にお金を借り入れするという手段(返済できなければ質流れ)という方法があります。

質屋で使えるものを、具体的にいうと、ブランドバッグや高級時計などがあります。

質として価値があるものでないといけませんが、困ったときにすぐにお金を捻出しやすいですし、ブラックリストにも影響しないのでお勧めの方法です。

クレジットカードののキャッシング枠を使う方法もある

クレジットカードにはキャッシング枠が実装されており、その部分を使ってお金を借り入れすることも可能です。

利用するにはあらかじめキャッシング枠を設定しておく必要がありますが、一度作っておけば枠内でお金を調達することが可能です。

ただし、クレジットカードのキャッシング枠については金利が高い傾向がありますので、借金の返済時には負担が大きめになりやすいところに注意してください。

銀行や消費者金融のカードローンを使う手段もある

お金を借り入れする王道的な手段としては、銀行や消費者金融のカードローンを使うのが一番いいでしょう。

会社にもよりますが、最短で即日融資も可能なところもあり、遅くても1週間か2週間くらいでお金を借り入れすることがしやすいところです。

また、無担保で借り入れができますので、物や不動産などを担保に借入しなくてもいいようになっています。

金利面は高いところも多いですが、無利息期間といった金利が適用されないケースもあり、使い方次第ではかなり用途性が良いものも多いです。

融資審査を通過するための対処法

申込みする前に、基本的な条件を満たしているかどうか確認する

消費者金融や銀行系カードローンを申し込みする際には、まず確認することとして基本条件が揃っているかどうかは確認しましょう。

会社側からある程度提示されていますが、中には条件提示されていない部分で審査もされています。

提示されている条件はしっかり確認するのは当然として、見えない部分はネットの情報から推測ができるものもありますので、そのあたりはまず確認しましょう。

申込みの際に必要な情報をしっかりと記入したかどうか

融資審査に通過できないか、遅れてしまう原因として、記入内容にミスや漏れがある場合もあります。

必要な事項をしっかりと書かないといけませんがが、それに間違いがあると相手方は不信感を抱いて審査がダメになってしまうこともあります。

書く必要があることについてはしっかりと見て、記入してからもしっかりと見直すことをし、記入が間違っていないかどうかを確認してから申し込みを進めていきましょう。

年収の1/3以下の借入限度額にすべし

借入限度額があまりに多いのも審査に落ちやすい原因となっています。

総量規制の影響によって、消費者金融は年収の3分の1以下までしか貸し付けることができないようになっており、それ以上のお金を貸してほしいと申請しても貸すことができません。

貸出できないお金の量を申請しても、審査に落ちるか遅れるかしますので、他の会社からの借入額も見つつ、借り入れの申し込みをしてみましょう。

複数ローンを短期間で組まない

また、お金を借りたいからと言って複数の会社に借入申請をすることも、審査に落ちてしまうと思われる原因です。

借入申請を数多くしているとなると、申請者はよほどお金に困っているか、「借り逃げするリスクはないか?」と考えられてしまいます。

また、返済能力に疑問を持たれてしまう行為であり、貸し手側もお金を出すのを渋ってしまう原因になりますので、複数の会社に申し込みをしないようにしてください。

カードローンで注意すべきこと

返済計画をしっかり立てよう

カードローンを利用するのであれば、返済計画はしっかりと立ててもらう必要があります。

無計画に借り入れを行うことによって、借金がかさんでしまって、返済できなくなってしまうということにもつながります。

計画的に返済するために、金利によって返す額や返済期間の設定をしっかりと行っていきましょう。

そうすることで破産することは避けることができます。

契約内容をしっかりと確認する

契約内容の確認もしっかりと行う必要があります。

金利がどれくらいなのか、無利息期間がどうなっているのか、返済方法についてはどうなのかなど、お金を返済するための方法や条件といったものをしっかりと見て、上手に返済していけるように使っていきましょう。

中身を確認し忘れて返済が遅れたり、返済計画が間違っていないかを確認しつつ、契約をていけるして無理のないように返済していくべきです。

返済できるときには多めに返済する

返済できる余裕があるときには、どんどん多めに返済していった方がいいということを心がけましょう。

借金は持っているだけでどんどん金利が発生するものですから、金利の元となる元金をどんどん減らしていくことによって、金利負担はかなり減っていきます。

ですので、余裕が少しでも早めに返すことを心がけていけば、返済計画にも生活にも余裕が生まれていってくれます。

お金を安全に調達するために

ここまで、個人間融資は違法性や危険性があるのでやらない方がいい!その理由や対処法の紹介を紹介してきました。

個人間融資とは、素性の知らない相手と安全性がない状態で取引するという、かなり危険な行為であります。

ですので、できる限り正規のところからお金を借り入れすることによって、安全で安心できる借金をしつつ余裕のある返済計画を立てましょう。

この記事を書いた人

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