バッグやネックレス、指輪などのブランド品はクレジットカードで購入出来る事もあって、現金化においては特に選ばれやすい商品となっています。
ブランド品を使っての現金化はクレジットカード現金化業者を使わずとも可能です。
もし、クレジットカードで買ったブランド品を、自分で現金化したい場合にどうすれば良いのか?
ここでは現金化方法や注意点などについて解説していきます。
ブランド品や貴金属を使ったクレジットカード現金化は、換金率が高めですがリスクも伴います。慎重に検討しましょう。
自分だけで出来るブランド品買取でのクレジットカード現金化方法は?
クレジットカードで購入したブランド品を現金化する場合、比較的簡単で、自分で出来る方法は主にこの2通りになります。
ブランド品買取専門店で買取する
1番確実に買取してもらえて、現金も得られる方法としてはブランド品専門の買取店への持ち込みです。
- 自分が買ったブランド品を持ち込む
- お店の査定士に見てもらう
- 商品の状態や相場と照らし合わせて値段を決める
- 値段に納得すればその場で買取、現金を貰える
手順もシンプルで、時間もそう長くは掛かりません。
また、近くにこういった買取店が無くても、宅配や出張買取サービスがある店舗もあるので遠方の人でも利用しやすいです。
オークションサイトへの出品やネット販売
こちらも自分だけで出来る現金化方法です。
ヤフーオークションやメルカリなどのオークションサイトや売買アプリで出品し、個人間の売買でも現金化する事が出来ます。
商品の状態によって買取店で売るよりも高値が付く事もあるので、高価買取も狙えるメリットもある反面、商品状態が悪かったり商品の出品が被ってたりすると値が付く前に買い手がいなくて、時間が掛かってしまい、なかなか現金化できないというデメリットもあります。
- 金額の多さよりも、すぐに現金が欲しければお店での買取
- 時間に余裕があって現金が多く欲しい時はオークションやネット販売
と、用途に合わせて使い分けて売るのも良いでしょう。
クレジットカード現金化用のブランド品を選ぶポイントは?
ブランド品を使って現金化するなら、当然ですが、日本や海外でも有名で人気があるものを選ぶ必要があります。
但し、有名ブランドだからとっても、必ずしも高値が付く訳ではありません。
ブランド品でも高値が付くジャンルとそうでないジャンルがある
よく見る高級ブランドとはいえ、その商品のどれもが高値が付く訳ではありません。
例えば、
- ロレックス → 時計
- シャネル → バッグ
- カルティエ → ジュエリー
このように、ブランド品の中でもそれぞれの商品のなかで、高価であり、人気のある商品を選ばないといけません。
特に、多分野に渡って進出はしているけど、一方のジャンルは人気で値が高く、しかし、もう一方のジャンルは不人気で値は高くないといった商品も存在しています。
1つのブランドに拘らずに、商品に合わせて高値が付くブランドの商品を選びましょう。
同じブランドでも人気のシリーズや色もある
同じブランドの、同じ商品であっても値段に差が出ることもあります。
カラーバリエーションや使っている素材、発売されたシリーズなどでも買取の際の値段の差は大きく反映されます。
特に、販売数の少ない限定モデルや古くてレアなモデルはファンからも高値で買取されやすく、現行で発売されているものよりも高値が付きやすいです。
保存状態も良く、新品に近い状態の商品となると、販売時価格の倍以上で値が付く事も珍しくありません。
売れるブランド品は何がある?
売れるブランド品に関しては先述の通り、各ジャンルで違ってきます。
時計
デイトナ、ロレックス、オメガ、タグホイヤー、サブマリナーデイトナ、GMTマスター
バッグ
ルイヴィトン、シャネル、エルメス、サザビー
ジュエリー
カルティエ、ティファニー、スタージュエリー
上記は一部だけの紹介ですが、このようにジャンルに合わせて人気ブランドを把握してから購入するようにしましょう。
また、どのジャンルのブランド品に共通して言える事があります…。
付属品は1つも欠品無しの状態で揃える
購入した時に付属品が付いてくることもありますが、売る事前提なら必ず無くさないようにしましょう。
1つ欠品するだけでも値段を大きく下げる原因となってしまうからです。
特に、正規品である事を証明するギャランティカードや正規店で購入した事を証明するショップカードは絶対に無くしてはいけません。
人気で高値の付くブランド品は偽物も多く流通し、商品本体だけだと、素人目には本物かどうか見分けが付かない程に精巧に作られたものもあります。
買い取る鑑定士側も偽物の様々な情報を集めた上で査定していますが、それでも実際に見ると本物と似すぎて区別の付かない偽物は多いです。
しかし、ギャランティカードとショップカードがあれば本物である証明を簡単に示す事が出来ます。
このようなカードがあるだけで偽物のブランド品のように買取拒否や安値での買取を回避する事が出来ます。
他にも、保証書やショルダーストラップなども高く売る為には欠かせない付属品です。
だから付属品は絶対に無くさないようにしておきましょう。
傷や変色させないようにする
売る前提の購入でも、買ったからには1回ぐらいは使ったり実物を見てみたいと思って、梱包を開ける人もいると思います。
開ける事自体は否定しませんが、売る前提なら傷や変色させないように気を付けましょう。
特に、箱から出して日光や湿気の多い場所に長時間放置していると少しずつ変色や劣化が始まっていきます。
状態が悪くなればなる程、値はどんどん下がるので、開けるにしても状態確認程度に留めるのが良いでしょう。
これには気をつけたい!ブランド品を使ったクレジットカード現金化の問題点
ブランド品の現金化は手軽に現金化が出来る反面、問題点も多くあります。
そもそも換金率が低い
ブランド品は現金化の商品として選ばれやすいですが、実は換金率は低い方です。
換金率が高い場合でも70~80%です。
また、ブランド品は開封せずに一度も手付かずの新品未開封の状態でも、購入者の手に渡ったら「中古品」と判断する買取店も存在します。
ひどい場合だと、正規品でも中古だからとの理由で、定価の1/10の値で買い叩くお店もある程です。
素人目には判別が付きにくく、買い叩きにあうことも考えられます。
このように、意外にもブランド品は高く買い取ってもらうのが難しいんです。
カード会社からも監視対象として扱われている
ブランド品の現金化は手軽に買える高い商品であり、人気が高い手法です。
しかし、人気が高い事を知っているのはクレジットカードの発行元のカード会社も把握しています。
こういったブランド品購入に関しては監視体制を強めています。
「購入頻度が多い」、「同じ商品を大量に購入している」、「ショッピング枠もキャッシング枠もひっ迫している」といった場合は転売目的での使用疑惑がある為、監視体制は更に強くなります。
時にはカード会社から電話にて使用状況の確認が来たり、現金化していることが判明した場合にはカード利用停止もしくは、強制解約、さらにショッピング枠の利用代金の一括返済を請求されることもあります。
手軽に現金化出来るけど高く売る為の下準備とリスクが多い
ブランド品を使っての現金化は、クレジットカードでブランド品を購入して、買取してくれるお店を探すだけで良いので、手軽さでは悪くありません。
しかし、商品のコンディションを整えたり、高く売れるお店の情報収集などの準備もしなければいけません。
また、ブランド品自体の換金率もそんなに高くはないので、労力に見合うかと言われたら少し疑問符は付きます。
この方法が悪い、おすすめしない、とは言いませんが、手間に対して得られる現金が少ないのは流石に割に合わないと言わざるを得ません。
もしも、クレジットカードを使って現金化を考えているなら、クレジットカード現金化業者に依頼する方法もあります。
同じクレジットカードで商品を買って現金化するといっても、現金化業者なら換金率の高い商品を指定してくれるので、自分で商品を探して買う手間や、商品のコンディションを整える時間をなくす事が出来ます。
さらに、クレジットカード現金化業者はネット営業型なのでお店へ来店する手間も省けるので、現金を手にするまでの時間短縮にもなります。
自分で高値の商品を調べて買うのと、業者が予め商品を指定してくれるのでは、手間の掛かり具合もだいぶ違ってきます。
現金化の方法で、特に拘りが無ければ現金化業者を使っての現金化はおすすめです。